小島よしお - Wikipedia
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小島 よしお(こじま よしお、1980年11月16日 - )は、日本のお笑いタレントである。本名及び旧芸名、小島 義雄(読み同じ)。沖縄県島尻郡久米島町生まれ、千葉県千葉市稲毛区育ち。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。サンミュージックプロダクション所属。
[編集] プロフィール
身長178cm。血液型O型で左利き(ただしペンは右で書く)。元WAGEのメンバー。WAGEを結成する以前はモデル活動していた時期もある。父は北海道出身。母は沖縄県出身。沖縄県(久米島)に生まれ、その後東京都に移り、さらに千葉市に転居。兄が一人いる。テレビ番組などでは沖縄にちなんだトークも多い。また、親の手伝いなどもあって、沖縄料理もできる。
千葉市立都賀中学校、千葉市立稲毛高等学校出身。小学1年生の時に、少年野球(学童野球)をしていた兄の影響を受け野球を始める。少年野球以降も中学・高校と野球部に所属。左投左打。ポジションは当初ピッチャーだったが、高校3年生の春にファーストにコンバートされる。打順は中学時代は主に3番、高校時代は4番。腕前に関しては「球は速いがストライクが入らないノーコン投手」「稲毛高校歴代4番で、一番セーフティバントが多い男」とされる[1]。また少年野球と中学野球部の時には主将を務める(高校野球部の時は主将ではない[2])。
高校卒業後は一年間の浪人生活を経て、2000年に早稲田大学教育学部国語国文学科に入学。広末涼子とは同じ学部学科である[3]。大学時代は日本テレビアナウンサーの宮崎宣子や南日本放送アナウンサーの豊平有香と同じオールラウンドサークルに所属していた[4]。2006年に卒業。『ヒルナンデス!』で大学時代に2年留年していたことを明かした。
ネタに「祖父はブラジル人」というものがあるが、それはファンのアイデアからできたものであり、ブラジル人の祖父はいない[5]。
「早慶制覇」を長年目標としており、2011年には山根良顕・庄司智春らと慶應義塾大学を受験したが、全員不合格だったことが、自身の出演しているラジオ番組『レコメン!』などで発表された。[6]
日本漢字能力検定準1級を所持している。2008年には、なまはげの里の「なまはげ伝導士」認定試験を受け資格取得している。
[編集] 将来の夢
- 小学生時代に、小学校の先生になる夢を抱いており、のちに教員採用試験を受けたが不合格であった。
筋肉質な体を強調するようにブーメランパンツ一丁の姿で登場することが多い(いわゆる「裸芸人」)。2008年10月31日放送分『ぐるぐるナインティナイン』では、自分と同じブーメランパンツを着用した所属事務所の後輩芸人達(あんぺあ、フィフティーカーニバルなど)を引き連れて「小島よしお&ブーメランズ」として出演したこともある。
[編集] 「そんなの関係ねぇ!」
『ユーキャン新語・流行語大賞2007』トップ10に入賞。小島をスターダムにのし上げたもっとも代表的なネタ。最も多用する流れは以下のようになる。
何バスケットボールの作戦はbert lomis発明するのでした- まず体験談などを話す、小ネタをやって見せたりするなどの前振りを行う。
- 途中で言葉を間違えたり先にオチを言ってしまったりといった失敗に気付き「あー、下手こいたー!」と落ち込んで床にひざまづき頭を垂れる。
- すかさずBGMが流れだし、リズムにあわせて尻を高く突き上げたあと勢いよく立ち上がる。そして軽快な音楽に合わせてネタを始める。最初は「ウィー!」「ホラホラホラホラ!」、あるいは両肩を揺らしながら「揺れてるよー!」などから始まる。
- 尺が短い場合はBGMを流しながら登場して、ネタを始めることもある。
- 先の失敗を受けて「ア、ソレ、ア、ソレ、ア、ソレソレソレソレ、○○○、(だけども だっけぇど)、×××、でもそんなの関係ねぇ! あー そんなの関係ねぇ! あー そんなの関係ねぇ!」と利き腕の左腕を、こぶしを握り締め振り下げる。
- 「だけども だっけぇど」の部分は省略することもある。
- 「でもそんなの関係ねぇ!」の振り付けは藤井隆「ナンダカンダ」のサビ部やポケットビスケッツ「YELLOW YELLOW HAPPY」の冒頭部とほぼ同じだが、肘を曲げたワンハンド・ダンベル・ローイングスタイルである。また、小島自身も振り付けが似ていることを、2007年11月17日放送分『エンタの神様』でネタにした。
- その後続けて白目をむきながら左腕と右脚を斜めに伸ばして"イ"に似たポーズを取り、「はい(セイ(say))!おっぱっぴー」と叫ぶ。
- 傾向としては、『ぐるぐるナインティナイン』では「セイ!おっぱっぴー!」、その他の番組では「はい!おっぱっぴー」と言うことが多い。
- 「チントンシャンテントン、チントンシャンテントン」と唱えながら軽妙な踊りを見せる。
- 元々は三味線の擬音を表現したもの。ただし、2007年に『東貴博のヤンピース』へゲスト出演した際、アニメ『少年アシベ』の主題歌「まかせて!チン・トン・シャン」から採ったという発言もしている。このフレーズを間に挟むことで、激しい動きによりあがった息を一旦整え、次に備えるブリッジとしての役割も兼ねているようである。
というもの。「でも『そんなの関係ねぇ!』×3→『はい!おっぱっぴー』→『チントンシャンテントン』×2」が基本の流れとなるが、短いネタを連発するときはこの限りではない。最近[いつ?]は「はい!おっぱっぴー」→「ウィー」という流れが多い。
BGMは初期はWoodyの「hype 'o' tek」、TWIN PITCHの「GHETTO BLASTER」を使用、いずれもDJ TASAKAのミックスアルバム『DJ Tasaka Presents Mix Of Colors』収録。この2曲をノンストップで編集したものを演奏)。2011年現在は元さくらんぼブービーの木村圭太(苺森圭太)リミックスによる「小島よしお Episode I / Episode II」を使用している。イントロは前者が1小節、後者のうち「I」は3小節、「II」は2小節である。
初期の頃はネタの途中に必ずと言っていいほどおかしくなり、オチに繋がらずに終了してしまったり、また「はい!おっぱっぴー」ではなく、「○○○おっぱっぴー」と言っていた。2007年5月に行われた「第5回お笑いホープ大賞」で準決勝(B組)に進出した際、ネタ見せのオチは「暗転下さいおっぱっぴー」だった。司会者に「『おっぱっぴー』ってなんですか?」と質問されると、さも「当然でしょう」と言わんばかりのしたり顔で「オーシャン・パシフィック・ピース(太平洋に平和を)」の略だと答える所までがネタ。太平洋の英語での表記は(The)Pacific ocean(パシフイック オーシャン)であり、Ocean pacific peace(オーシャン パシフィック ピース)を直訳すると「大洋、平穏な平和」となり、言葉(および文法)としては正しくない。
「おっぱい」の「い」の部分を放送禁止用語を隠すためのビープ音(ピィー)として表現し、「おっぱ○ー」が元ネタという説もある。
日本語の擬声語(オノマトペ)について著書がある小野正弘によると、「おっぱっぴーは、あの動きと白目をむいた顔のオノマトペだと思う」とのこと[7]。
ネタが誕生したきっかけについては、学生時代DJだった先輩(さくらんぼブービーの木村圭太)がいきなりマイクを振ってきたが、面白いことを言えなかったときに「そんなの関係ねぇ!」という言葉がとっさに思いついたことがきっかけと小島自身が述べている[8]。
どのように野球ピッチングスピードを向上させるこのネタには明確な終わり方が存在せず、スタッフの判断や、小島本人があらかじめ決めておいた時間に音楽が止まり、その時点で終了となる形をとっている。そのため音楽が止まらなければギャグを言い続け、また話すことがなく、間をつなぐ時などは両手を軽く開いて肩をすくめて左右交互に前後にゆすり、どさくさ紛れに共演者に近づきながら「ウィー!」と言う。「ウィー」の応用的用法として、共演者が「僕、昨日家でWiiしてました」というものや、小島が肩を揺らしながら「ウィー!」とボケる、というものがある。
『爆笑レッドカーペット』では1分という制限時間内にネタを披露するため「おっぱっぴー! 終わり!」と自らネタを締めたり、「はい、おっぱっぴー! 流して!」とステージ上のコンベアを動かすよう促したりしている。『エンタの神様』では当初「でも、そんなの関係ねぇ!」と連呼している間に照明が落ちて強制終了というのがパターンとなっていた。2011年現在では趣向が変わり「○○○○ ○○○○ 魔法の言葉 おっぱっぴー」でネタを締めて終了になっている。
プロ野球チームなどのマスコットが「そんなの関係ねえ!」の芸を真似ることも少なくない。特に中日ドラゴンズのマスコットのドアラが代表格とされ、動画サイトにも掲載されている。
[編集] その他のギャグ
ゲストや周りにいる人に「筋肉、ナイスですね」と言わせ、親指を頭の上に立て「ナイス! ナイス! ナイスタカラッターナイス!」と言わせるものがある。また、まれに最後の「ナイス!」が「コン!」(影絵の狐をつくりながら)や「おにぎり!」(拳をグーにして)などに変化することがある。
また、全身をブラブラさせながら体の各所をパーカッションのように叩き「ラッタラッタピーヤ ラスタピーヤ」などと踊り歌いつづけるものや、行進しながら「何の意味もない!! 何の意味もない!!」(締めは「ハイ、ズイズイズイー」)と叫ぶものもある[9]。
2009年初頭から、ゲストや周りにいる人から「大丈夫?」と振ってもらった後、手を頭の上でたたきながら、「ダイジョブダイジョブー、ダイジョブダイジョブー…」[10]とリズミカルに繰り返し、「ハイ、ラスタラウェイ!」と叫び(右足を45度に傾けながら右手を敬礼風にこめかみに当て)、「ヤカシャカランランラン…」とグーにした手を上下させながら自身は左右に動くというものもある。「ラスタラウェイ」とは「Last Around Way」のことであり、「最後の遠回り」という意味とのこと。これは一種のすべり芸であり、島田紳助からやめたほうがいいと忠告を受けたが、同年1月16日放送の『一攫千金!日本ルー列島』3時間SPにおいて、周りの人間に触れて伝染させる形式を完成させた。なお、伝染ギャグという形ではFUJIWARAの原西孝幸の「ポクチン」や、ペナルティのワッキーの「オバケの救急車」がある。紳助は「本番中に完成さすな」「(ヘキサゴンチームのメンバーに)今度の『ヘキサゴン』からやってあげてくれや」とコメントした。この伝染形式はまだ、終わらせ方が決まっていないため、同年2月18日・25日放送分『クイズ!ヘキサゴンII』において、同番組の携帯サイトで終わらせ方を公募することが発表された。そして同年3月18日放送で、約3,000通集まった と発表。その中から幾つかやるがスベった感じになってしまい、再度公募されることとなった。
また、「ウィリアム・テル序曲」に乗せ乳首を両手で隠したり見せたりしながら「パッパカパッパカパイパイパイ、パカパッパカパッパカパイパイパイ、パカパッパカパッパカパイパイパイ、パカパーッパカパイパイパイ」と踊るギャグもある。
『ぐるナイ』などでは、実母である「お母さん」(別名:おっぱっぴーの母)と共演することもある。
「そんなの関係ねぇ!」と流行の終了したネタをやり、共演者から「何ですか、それ?」などと言われると「2007年に一世風靡した…」と自身でフォローを入れる。
LNBは何の略ですか?他にも「なんかちょーだい」「コジマリオネット'」「90度ー90度ーここ(膝など)の角度は90度ー」といったギャグがあり、上記のギャグと合わせて『ケロロ軍曹』のエンディング「だいじょうぶスッポンポン・フレンド」でいくつか見ることができる。ゴリラ漫談という関西弁で喋り、すぐにバナナを欲するというネタもある。
[編集] エピソード
- トーク番組、クイズ番組などのお笑い番組以外では普通に服を着て出演する事が多い。
- 母親から琉球王国・第一尚氏王統第2代目国王の尚巴志王の子孫だと聞かされている[11]。
- 父親は、国政選挙に民社党や民主党公認で六度出馬したことがあるが、結果はすべて落選。
- WAGEで活動していた2003年頃の髪型は、アフロヘアーだった[12]。
- 「おっぱっぴー」の本当の起源については諸説ある、日本たばこ産業 (JT) の地球温暖化防止キャンペーン広告には「Only Panty Pickup(オンリーパンティーピックアップ、パンツしか穿きません)」というパロディがあった。
- 浪人時代は夏まではアルバイトをしたりなど、受験勉強をあまりしていなかったが、夏から気持ちを入れ替え1日16時間近く勉強をしたとのこと。
- 体型は見かけ倒しではなく、ベンチプレスは95kg(フォームはJPA公式ルールだと失格)まで持ち上げることができる。シェイプもアメリカのプロボディビルダー、メルビン・アンソニーが来日した時に小島の出演するテレビ番組を観てその絞られた体を褒めたほどである。
- WAGE時代からポルノグラフィティの新藤晴一と交友があり、新藤の野球チーム「桜ヶ丘クロゴス」にも所属している。また、新藤がパーソナリティーを務めるラジオ「カフェイン11」にゲスト出演したことがある。
- PerfumeとはWAGE時代からの顔見知りで、西脇綾香曰く「インストアイベントで小島さんが司会をしてくれたこともあった」という[13]。Perfumeのレギュラー番組『HAPPY!』では久々の再会を果たした。Perfumeの面々はブレイク当時の小島を見て「売れて良かったなぁー!」と喜んだという。
- 当初の芸名は本名そのままの「小島義雄」だったが、親交のあるフジテレビの双川正文(ピン芸人「ふたじろう」)に「小島よしお」と平仮名にした方がいいと言われ改名する。
- 自分が一発屋だということもネタにしている。同じ事務所のダンディ坂野から「まるで俺と同じ道を歩んでいる」と言われたことがある[14]。
- ジャマイカのレゲエDJのPATEXXが自身の曲「japaneeze dance ft cutty」で「おっぱっぴー」や「そんなの関係ねぇ!」を取り入れている。これらは自身のMyspaceのページ [1]で無料試聴することができる。さらに2008年にはアメリカのヘヴィメタルシンガーアンドリューW.K.
- 『アドレな!ガレッジ』ではバッティングマシーンの球を正面からバットを振り下ろして打ち落とすという企画でいとも簡単に打ち落としただけでなく、自らバッティングマシーンに近づいて行って超至近距離から打ち落とすという快挙を見せた。その際、「小島は特殊な能力を持っているのでマネしないで下さい」というテロップが表示された。
[編集] E3.83.AC.E3.83.93">テレビ
[編集] レギュラー
[編集] 準レギュラー
[編集] 過去の出演
[編集] レギュラー出演
[編集] 準レギュラー出演
[編集] 特別・単発出演
[編集] 映画
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[編集] ナレーション
[編集] ラジオ
[編集] CM
- 小島よしおのペチクリカ (2009年12月23日)
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