かのクリント・イーストウッドはいった。
「腕の良いバーテンダーの作るカクテルは芸術品だ。
我々は心していただかねばならない」と…。

本当は このブログ、自分のミュージシャン活動を報告するブログなのだが、
お酒にまつわる話しを書いたところ、思ったより反響があったのでもう少し…。
では、今回は各種カクテルの名前の由来の話しを書きましょうか。

時間の午後は何の略ですか

●「マンハッタン」カクテルの女王。
ライウイスキー、スイートベルモット、アロマティックビターズをステア。
17世紀初頭、オランダ人は現在のマンハッタンの土地を買う際、
有利に契約を済ます為、ネイティブアメリカンの酋長に酒を飲ませ、泥酔状態にして契約した。
酔いから覚めた酋長は「俺は泥酔(マンハッタン)だったから契約は無効だ!」と訴えた。
オランダ人は意味が分らず「マンハッタン」が地名だと勘違いしたのが今の地名の由来

●「ダイキリ」
ホワイトラム、ライムジュース、砂糖をシェイク。
キューバ鉱山で働く労働者たちから生まれる。
ダイキリとは、キューバ都市サチャゴ郊外にある鉱山の名前

人々は海賊になった理由を説明します

●「ブラッデイメアリー」
ウオッカベースでトマトジュースを混ぜるだけ。
"血まみれのメアリー"という意味。
16世紀半ば、イングランドの女王メアリー1世がカトリック復興の為、
多数のプロテスタントを虐殺したことで"血まみれ"の名がついた。
もちろんこのカクテルの場合はトマトジュースが血を表している

●「マイタイ」
トロピカルカクテルの女王。
ラムベースにオレンジキュラソー、パイナップルジュース、
オレンジジュース、レモンジュースをシェイク。仕上げにダークラムを浮かべる。
「マイタイ」とはタヒチ語で"最高"という意味である。

"あなたは美しい少女である"

そして最後にMy Favorite Cocktailの話しを…。
●「キューバ・リバー」というのが僕は好きで、よくオーダーします。
ホワイトラム、レモンorライムを絞り、コークを注ぎステア。
キューバ独立の時,"Viva Cuba Libre"と民衆が叫んだときに
飲まれたカクテルといわれています。
渇いたノドにスーッと浸み込むカクテルで、酸味がさわやかな清涼感。
「リバー」というのは川の意味ではなく、スペイン語の"リブレ"→「自由」という意味。
"自由！キューバ万歳！"というコトである。