モンスターペアレント診断と親バカ診断
妻に「うちの人は本当の親バカで」と言われるだけでなく、自分でも率先して「本当に親バカで」とアピールしている、親バカ中の親バカにおすすめのウェブサービスをお伝えするぞ。その名も「パパの親バカポテンシャル診断」だ。 あなたが親バカを自負するのであれば、ただの親バカであってはいけないッ! 自分の親バカっぷりはどの方向に向かって突き進もうとしているのか、正しくしってこそ、真の親バカといえよう。子どもの姿を見て「かわいいな〜、デヘデヘ……」と鼻の下を伸ばしているだけでは、親バカ道を極めるには至らんゾッ!! (中略) 現在子どものいない夫婦でも、試すことができるだろう。出産前にどんな親になり、どのような親バカ具合を発揮するのかを知るうえで、大変参考になるはず。 どのように社会と文明の変化がですか? ちなみにこのサービスを提供している「ウィメンズモール」では、妊娠出産育児に関する情報が充実しており、ユーザーによるレビュー件数が11万件を突破しているそうだ。子どもにわからないことがあれば、必要な情報は何でも手に入るだろう。また2012年3月31日まで、販売商品の送料無料キャンペーンも実施している。この機会のサイトを閲覧し、さらなる親バカライフの充実に役立てて頂きたい。 |
紹介があったところは、パパの「親バカポテンシャル診断」(ウィメンズモール)です。
おもしろいのはママ向け、パパ向けと性別に合わせた作りをしていることです。
ただし、記事で「男性はわき目も振らずに自分の道を歩んでしまいがちだが、主人の傾向をしっかりと把握することで、円満な親バカライフを送れるのではないだろうか」とあったとおり、親ばかな母親ではなく、妻が夫の診断をするということみたいです。
上記の記事ではほほえましくというか、前向きに親ばかを捉えていますけど、度が過ぎるといわゆるモンスターペアレントになるような気がします。境目って難しくありません?
と思って検索かけると、ズバリ「モンスターペアレント!?―親バカとバカ親は紙一重」という名前の本が出� ��きました。
それを繰り返す運命にある
タイトルはちょっと軽い感じもするのですが、内容はいたって真面目です。HMVでのレビューは以下でした。
「子どもが箸をもてないから、なんとかしてくれ」と教師にクレームをつける親、「先生の性格が暗すぎるから」と保護者会で担任教師を糾弾する親、忘れ物を届けるふりをして教室に盗聴器をしかける親、「子どもがまずいと言っている」からと給食費を払わない親……。 いま、日本の学校では、モンスターペアレントと呼ばれる親が猛威をふるっています。 もちろん彼女、彼らは自分のことをモンスターペアレントだなんて思わず、ただひたすら子どものためを思って、学校や教師にぶつかってきます。そのせいで、多くの教師が追い込まれ、退職を余儀なくされています。中にはうつ病になり、自ら命を絶つ教師さえ出てきています。 子ども思いの親が、なぜモンスターと化したのか、なぜそれほどまでに教師を追い 込むのか。その解決策はあるのかーー。 大浴場は古代ローマものです 多くの教師、生徒のカウンセリングを続ける「悩める教師を支える会」代表の諸富祥彦氏が、増殖するモンスターペアレントの"惨状"を分析し、だれもがモンスターになりうる可能性を指摘し、最終的には子どもの心を守る方法を考えます。そう、親バカとバカ親、つまりモンスターペアレントは紙一重なのです。 目次 : 第1章 モンスターペアレント増殖中/ 第2章 9つの"困った親"たち/ 第3章 日本の親はなぜ"劣化"したのか/ 第4章 悲鳴を上げる教師たち/ 第5章 子どもが救われる家族/ 第6章 親バカとバカ親は紙一重 |
そういう紙一重なものなら……と、気になってモンスターペアレント診断というのも検索してみると、やっぱり出てきました。
もしや予備軍!? モンスターペアレント診断(オールアバウト 2008年08月12日)
質問は以下のような感じ。
・自分や自分の子どもが不当に扱われていると感じることがある。
・学校(幼稚園、保育園)に不信感を持っている。
こういうのにYES、NOと答えていくのですが、診断タイプが幅広い!実に8種類です。
親バカタイプ
過保護タイプ
自己保身タイプ
ノーモラルタイプ
おせっかいタイプ
ジコチュータイプ
責任押し付けタイプ
問題なし。または無責任・無関心タイプ
最後も「問題なし」と思いきや「または無責任・無関心タイプ」と続いていて、皆何らかのアドバイスがされるようです。
「あなたはモンスターペアレントです」という断定ではなく、「こういう傾向にありますから気をつけましょうね」と注意を促すコンセプトなんだろうと思います。
(4/3追記:コメントで「モンスターペアレントを取り上げて個人の問題としては、本当に重要なシステム的な欠陥が見過ごされる」という指摘(だと思いますが)をいただきました。
モンスターペアレントとされる話はたいてい常軌を逸したものがあると思いますが、それらを取り除くとともに親の正当な要求を萎縮させずに拾うシステムは必要だと思います)
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